モテる彼に勇気を出して渡したチョコ
始めて彼をみたのは13歳中学生でした。
隣のクラスでしたので、廊下で見かけたのが初めてで一目ぼれでした。
客観的にみても誰もがかっこいいという感じの人でした。
全く接点がない上に共通の友達もいなかったので1年くらいはひそかに片思いをしていました。
しかしある時仲の良い友達に打ち明けたところ、彼を好きな子はいっぱいいるのを知っているから早めに告白しないと誰かに取られちゃうよと言われました。
ちょうどそのころバレンタインでしたので思い切ってチョコレートを渡しました。
本当に今まで生きてきた中で一番の勇気を出したと思います。
渡すだけで精いっぱいでしたので告白すらせずに逃げるように帰りました。
しかし、気持ちはなぜかスッキリしました。
素直になれなかった自分
ラッキーなことにホワイトデーでお返しをもらえたんですが付き合うとかそういった話もなくそれで終わりでした。
それでもずっと片思いのままで同じクラスになれたりして、共通のグループに所属するものの付き合う事にはは発展しませんでした。
付き合ってもいいということは友達を通して聞いたのですが本当かどうかもわかりませんでした。
同じグループなのにお互い意識しすぎてしゃべることすらできませんでした。
向こうには向こうで片思いの相手がいることはなんとなく気づいていましたが、それでも好きなことにあきらめはつきませんでした。
なんで話せないんだろう、付き合えないんだろうという思いでつらかったです。
微妙な関係のまま卒業をし、会う事もなくなりました。
私はそれからもしばらく忘れることはできませんでした。
偶然の再会。お互い大人になって…
しかし15年たったころにふとしたことで再会しました。
もう大人になっていて、お互い結婚もしていたのですが自然に話をすることができました。
長年ずっと胸の奥にあったつかえがとれたのと、こうやって話が大人になってやっとできたことにたいして幸せになりました。
あの頃は話をしたくてしたくてしょうがなかったので、夢がかなったという感じでしょうか。
恋愛感情はもうないですが本当によかったなと自分の恋はこういう結末だったんだなと納得がいきました。
そして、中学生の頃の自分に、将来また彼と会えてたくさん話すことができるよと教えてあげたくなりました。
本当につらいこともあったけど一番心に残る思い出です。